通常は、海外への観光などによく使われるトラベラーズチェックですが、 ワーキングホリデーや留学をする場合にもよく使われます。ここでは、トラベラーズチェックとは何か、使い方、紛失時にはどうするかといった基本的なことを説明していきます。
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通常は、海外への観光などによく使われるトラベラーズチェックですが、 ワーキングホリデーや留学をする場合にもよく使われます。ここでは、トラベラーズチェックとは何か、使い方、紛失時にはどうするかといった基本的なことを説明していきます。
トラベラーズチェックとは、旅行用小切手のことです。 (T/Cと表記される場合もあります。)
このトラベラーズチェックは、「落としたり、なくしたり、盗難されても大丈夫!」という点が一番の特徴になります。それは、トラベラーズチェックは通常の現金とは違い再発行が可能だからです。また、再発行が可能というだけでなく、現金よりも換金率が優れているというのも、もう一つのトラベラーズチェックの特徴になります。
こうした理由から、海外旅行などでは現金よりも「安全な通貨」「レートが有利な通貨」としてよく使われるんですね。
トラベラーズチェックのメリット
>再発行が可能
>現金よりもレートが良い。
トラベラーズチェックのデメリット
>現金のように融通がきかない(使えない場所も多い)
しかし、一方ではトラベラーズチェックにはデメリットもあります。それは、あくまでトラベラーズチェックは「小切手の一種」なので、 トラベラーズチェックが使える場所が限られてくるという点です。
トラベラーズチェックは、トラベラーズチェック取扱い銀行(外貨両替取扱銀行)や郵便局で購入することが出来ます。
また、トラベラーズチェックを購入するときには、基本的に発行額の1%が手数料として取られます。
(この発行手数料はなくした時や、盗難された時の保険と考えましょう。)
例) 100万円分を購入したら、1万円が手数料になります。
トラベラーズチェックは現金とは違う少し特殊な使い方をするので、ここではその使い方を説明していきます。もちろん、このトラベラーズチェックの使い方は、購入時に店員から教えてもらうこともできますし、購入時にもらえるパンフレットにも詳しい事が書いてあるので購入後一読しておくと良いでしょう。
>トラベラーズチェックの使い方
1.購入後、まずサインをしましょう!
→2箇所あるサイン欄のうち指定の1箇所すべてにサインをします。
サインには漢字・ローマ字の決まりはありませんが、使用時に身分証明書の提示を求められるので、パスポートと同じサインにしましょう。
2.番号を控えておく。
→万一のことを考え、購入時に渡された写しと、使用枚数、金額、番号は控えておきましょう。 この番号はトラベラーズチェックを再発行するために必要になります。
3.使用する時に、もう一度サインをします。
→使用するときは身分証明書(パスポート等)を提示し、券面に日付・サイン(購入時と同じサイン)をすることで、現金化もしくは商品を購入できます。 ちなみに、おつりは、現金でもらえます。
トラベラーズチェックを使う時に注意したいのは、店によって手数料・サービスが異なるという点です。トラベラーズチェック取扱店によって手数料・サービス等が異なったりするので、購入前に確認しましょう。
現金化する時に、手数料が掛かる場所もあれば、掛からない場所もあります。
ここでは、トラベラーズチェックの購入方法に続いて、トラベラーズチェックをなくした時(紛失・盗難時)の対処方法について説明してきます。
簡単に紛失から再発行までの流れは次のようになっています。
1.購入者控えに記載されている緊急連絡先に電話をする
2.現地の警察に行き、盗難届けを出す
3.緊急連絡先の電話の指示に従い行動する
4.再発行されるトラベラーズチェックの入手方法を確認
1.購入者控えに記載されている緊急連絡先に電話をする
→この時トラベラーズチェックを入れていた財布・カバンなどとは別に、連絡先を控えておきましょう。「トラベラーズチェックと一緒に緊急連絡先も無くしてしまった」という状況だけは避けましょう。
※滞在国に緊急連絡先がない場合
→紛失時の連絡先がないような国であれば、国際電話で日本の緊急連絡先に連絡します。こうした緊急連絡先の電話は、24時間受け付けているので、気がついたらできるだけ早く電話をかけるようにします。
この時、緊急連絡先には、次のようなことを伝えます。
●購入者控えの有無(T/Cを購入したときに貰える控えのことです。)
●盗難にあったチェックの番号(T/Cの固有の番号も控えておく必要があります。)
●購入場所、購入年月日、氏名
●紛失滞在先
●連絡の取れる場所(電話番号等)
●紛失、盗難に気づいた日
これらの情報は、一括でメモなどに控えておくと便利です。
2.現地の警察に行き、盗難・紛失届けを出す
→警察で、各種証明書を発行してもらいます。また、トラベラーズチェックの発行会社によっては、警察の届け出がなくても再発行される場合もあるそうです。
3.緊急連絡先の電話の指示に従い行動する
→基本的に、緊急連絡先の指示に従い、十分な情報があればトラベラーズチェックは再発行してもらえます。
4.再発行されるトラベラーズチェックの入手方法を確認
発行銀行の現地支店か提携している銀行の支店、もしくはチェックの会社で再発行される
のでそこまで取りに行きます。この時に身分を証明するためのパスポートやIDを持っていきます。
ちなみに、トラベラーズチェックが再発行されるまでの時間は、会社によって異なりますが、警察の証明があれば24時間以内に再発行されるケースが多いです。(土日祝日を除く)
また、再発行が可能なトラベラーズチェックと言われていますが、再発行のためにはいくつかの条件があったり、再発行できない場合もあるので、以下の事は十分に気をつけておきましょう。
●不正を行っていた場合
→当たり前ですが、不正を行って再発行はできません。
●サインしていなかった場合
→一箇所もサインしていなければ、そのトラベラーズチェックは誰のものでもありません。一箇所サインをすることで、そのトラベラーズチェックはその人が使える現金として認められます。購入したときには、すぐにサインをしておきましょう!
●二重サインがしてあった場合
→二重サインがしてあった場合には、そのT/Cは使用済みのものとして取り扱われます。なぜなら、使用する時に、二つ目のサインをするからです。間違って二重サインをしないようにしましょう!!
●本人の購入記録が確認できない場合
→本人がT/Cを購入した記録がなければ、当然再発行はされません。
●本人の身元確認ができない場合
→本人ということが証明できなければ、再発行はされません。
トラベラーズチェックを購入したからといって、「落としたり、盗まれても安心〜」とすぐに思わないようにしましょう。
ここでは、トラベラーズチェックの使い方とレートの知識についてお話していきます。ウェブサイトなどで為替レートを見るときには、以下の知識を覚えておくと便利です。
>TTSとは
→TTS(Telegraphic Transfer Selling rate)のことです。
対顧客電信売=外貨購入・預入レートとも呼ばれています。つまり、銀行が顧客に対して外貨を売る(円を外貨に交換する)時に用いられる為替レートです。
もっと簡単にいうと、「銀行が我々がいくら出せば、1AUDを売ってくれるか」を示してます。
>TTBとは
→TTB(Telegraphic Transfer Buying rate)のことです。
対顧客電信買=外貨売却・払出レートとも呼ばれています。つまり、銀行が顧客に対して外貨を買い取る(外貨を円に交換する)時に用いられる為替レートのことです。
もっと簡単に言いますね。「我々が持っている1AUDを銀行が何円で買ってくれるか」を示しています。
>TTMとは
→TTM(Telegraphic Transfer Middle rate)のことです。
TTSとTTBのちょうど中間の値のことです。日本語では仲値と言って、銀行が顧客に対して10万ドル未満の外国為替取引をする際の基準レートとして定めています。
まずは、三菱東京UFJの為替ページを見てみてください。
ここでの販売レートというのが、AUDを購入するときに見る数字になります。また、販売レートの中に「T/C」と「CASH」という項目があるはずです。
これが、トラベラーズチェックと現金レートの違いになります。
一般的にT/CはTTSレートで、取引されますが、CASHはCASHレートで取引されます。 この差が、日本でAUDに両替すると大損するっていう理由になります。
>トラベラーズチェックをつかったお金の持ち込み方
トラベラーズチェックを使う方法にはいくつか方法がありますが、一番オーソドックスな方法は、日本でドル建てのトラベラーズチェックを購入し、
現金化手数料無料の場所でトラベラーズチェックを現金化する方法です。
また、私がオススメしている方法は次のような方法になります。
T/Cを日本で購入し、オーストラリアで全部現金化を行う。そして、換金したものを銀行口座に入れておく。ちなみにこうしたトラベラーズチェックを利用し、一度に大量のお金を換金するという方法や海外送金を行う場合には、為替変動(円高)に弱く、円安に強いということも頭に入れておく必要があります。
逆に国際キャッシュカードやクレジットカードは随時為替レートが適用されるので円高には強いですが、円安には弱いという特徴があります。このあたりの詳しい情報は資料「お金の持ち込み方」にまとめたのでこのページよりも、さらに詳しい情報が知りたいという方は資料を参照してください。