>変圧器・プラグセット

このページでは、変圧器・プラグセットについての解説をしていきます。

オーストラリアの電圧は、240Vなので現地で日本の電化製品を使うには変圧器と変換プラグが必要になります。ここでは、なかなか日常生活になじみのない変圧器と変換プラグについての解説をしていきます。

変圧器が必要な理由

変圧器とは、電圧を変える器械のことです。オーストラリアの電圧は240Vで、日本は100Vです。よく電力と電圧は、それぞれ水の量、水を流す力に例えられます。

オーストラリアでは、水を流す力(電力を流す力=電圧)が日本よりも強いために、日本の電化製品を直接つないでしまうと、その力に耐え切れずショートしてしまうのです。ここに、日本の電化製品をオーストラリア使う時に変圧器が必要だという理由があります。

 

変圧器の種類

変圧器には二つの種類があります。

・ダウントランス(ステップダウンとも呼ばれる)
・アップトランス(ステップアップとも呼ばれる)

 

>ダウントランスとは

ダウントランスとは、降圧トランスとも呼ばれ、その機能は、電圧を下げることにあります。そのため、日本よりも、電圧が強い国へ行く場合は、このダウントランスの変圧器が必要になります。

>アップトランスとは

アップトランスとは、昇圧トランスとも呼ばれ、その機能は、電圧を上げることにあります。そのため、日本よりも電圧が弱い国へ行く場合に、このダウントランスの変圧器が必要になります。

 

変圧器のパッケージなどに、対応諸国が書いてあるのは、こうしたダウントランスとアップトランスという二つの機能があるからです。オーストラリアは日本よりも高い電圧なので、ダウントランスの変圧器を購入することになります。

変圧器のサイズ

変圧器はそのダウントランス、アップトランスという種類の他に、サイズにも種類があります。 ここで言うサイズとは、対応W数を表示したもので、サイズが大きいものほど対応W数が大きくなります。

>W数とは?

簡単に説明すると、W(ワット数)とは、消費電力のことを指します。つまり、W数が大きければ、大きな電力が必要になり、消費電力が大きくなるということです。

 

もし、海外でW数が大きいものを使いたければ、そのW数に対応した変圧器を購入しなければいけません。基本的に、対応W数が大きい変圧器は、大きく、重たくなります。 逆に、対応W数が少ない変圧器は、小さく、軽くなっていきます。

変圧器の購入ポイント

変圧器を購入する場合には、以下のようなことをチェックします。

・オーストラリア対応かどうか
・オーストラリアでどのような電化製品を使う予定なのか
・海外対応の電化製品かどうか
・W数は十分なものか

 

>オーストラリア対応かどうか

せっかく購入した変圧器も、使えなければ意味がありません。しっかりとオーストラリア対応、240V対応と書いているものを購入しましょう。

>オーストラリアでどのような電化製品を使う予定なのか

まず第一に、オーストラリアでどのような電化製品を使うのかというのをはっきりさせます。それというのも、日本の電化製品を持っていかなければ変圧器は必要ないからです。

>海外対応の電化製品かどうか

日本の電化製品には、海外対応しているものが非常に少ないです。ただ、中には海外対応をしている電化製品もあるのでよくチェックします。チェックの仕方は、コンセントやプラグ、説明書などに載っている 「INPUT」という項目を見ます。このINPUTが[100V〜240V]と表示されていれば、その電化製品は海外対応だということになります。

>W数が十分なものか

変圧器の中には、軽くて小さい分、対応W数も小さいものがあります。自分が持っていこうとしている電化製品の消費W数も確認した上で変圧器を購入しましょう。

 

参考までに消費電力の目安は以下のようになっています。

電化製品 消費電力の目安
電気カミソリ 10W-30W
コンタクト煮沸器 5W-20W
ポータブルMD 20W前後
ゲーム機 10W前後
CDラジカセ 20W-100W
パソコン 30W-100W
ビデオカメラ 20W-50W
デジタルカメラ 20W-50W
携帯電話(充電器) 10W-30W
ドライヤー 500W-1200W
アイロン 500W-1300W

 

 

変換プラグとは
変換プラグ

変圧器だけでは日本の電化製品を使う事はできません。それは、日本とオーストラリアでは、コンセントのプラグの形が違うからです。このプラグの形を変換するのが、変換プラグと呼ばれるものです。※クリックすると拡大します。

※写真はOタイプの変換プラグになります。

そのため、日本の電化製品をオーストラリアで使いたい場合には、変圧器だけでなく、変換プラグも用意しておきましょう。

また、世界のプラグの形は、それぞれ異なっていて、日本のプラグの形はAタイプ、オーストラリアのプラグ形式は特にOタイプと呼ばれています。そのため、変換プラグはAタイプからOタイプに変換するものを選びましょう。

オススメウェブサイト

オススメのウェブサイトは、ネットショップのカシムラというところです。

通常の家電量販店などでは、ここまで変圧器や変換プラグまでを揃えていない事が多いので、 売っている店を探すのに手間が掛かりますし、商品販売数も少ないので変圧器によって大きく値段が変わることはありません。

探すのが面倒だという方は、このウェブサイトで、変圧器、プラグ、電源ケーブル(ACケーブル)
をまとめて購入しましょう。

まとめて購入すれば、購入金額5000以上で、送料が無料になります。

>>ネットショップのカシムラ

このウェブサイトは、変圧器の種類がかなり多く、変圧器についての詳しい解説もサイト上でされているので、安心して購入できます。

 

また、旅行用品に関しても同じようなことが言えるので、品揃えが良いショッピングサイトでまとめて購入してみるのも一つの方法です。鉄板のamazonでいろいろ見ながら一気に買いそろえて時間と費用を大幅に抑えましょう!

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