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オーストラリアのホームステイ事情

ここでは、オーストラリアのホームステイ事情についてお話していきます。

ホームステイの種類

現在、ホームステイという言葉は、大抵の人が耳にしたことがあるほど、ポピュラーになってきていますが、ホームステイという制度の細かい部分まで理解している人はあまりいません。むしろイメージばかりが先行し、誤解を抱く人も少なくありません。

実は、ホームステイは、有料のものと、無料のものに分けられます。そして近年では、ビジネス色が強くなり、有料のホームステイがほとんどという状況になっています。 通常の留学やワーキングホリデーで無料のホームステイ先を見つけるのは非常に難しく、留学やワーキングホリデーでオーストラリアに滞在する人は、滞在費を支払う有料型のホームステイを利用しています。

それというのも、こうした無料のホームステイ先は、地域の教育機関などが強く関係している交換留学にあてられているからです。 また、こうして無料でホームステイを紹介している団体のほとんどはボランティアのような非営利団体で、地域の国際交流に貢献したいという人によって支えられ、運営されています。

ホームステイを紹介する団体と留学生を受け入れる側の両方がボランティアなんですね。

ホームステイを手配する

ホームステイを手配する場合には、通常、留学先の学校やホームステイ業者に依頼する形になります。

そのため、ホームステイ希望者が直接ホームステイを選ぶ事はできませんが、「こんなホームステイ先が良い。」という希望や条件を伝える事ができます。もちろん、提示した希望や条件に完全に沿ったホームステイ先が紹介されるということは稀ですが、自分に合ったホームステイを見つけるためにはこうした希望や条件を的確に伝える必要があります。

ここでは、一般的なホームステイ手配時に聞かれる項目を紹介しています。

>タバコ・喫煙の有無
>動物・ペットの有無や種類
>食べられないもの・アレルギーの有無
>持病や病気の有無
>子供の有無
>その他のリクエスト

 

>タバコは吸うか?

ホストファミリーの多くは、子供がいる家庭が多く、教育や健康などといった面から、喫煙者はなかなか受け入れ先ファミリーが見つからないのが現状です。ただ、受け入れ先ファミリーが見つからないという理由で、タバコを吸わないと嘘をついたり、隠れれタバコを吸ったりすると、ホストファミリーに不信感を持たれたり、トラブルが発生したりします。
また、喫煙可能なホームステイの場合には、どこでタバコを吸っていいのかというのを事前に尋ねて、確認を取る必要があります。室内での喫煙許可、吸殻の処分などといった細かいところもファミリーによって違いますので、たとえ喫煙可能なホームステイ先でも、トラブルを避けるために 事前に細かい部分の確認もした方が良いでしょう。

 

>動物・ペットの有無や種類

オーストラリアは、犬や猫といったペットは非常にポピュラーで、多くの家庭でペットを飼っています。また、時には犬や猫だけでなく、鳥やその他のペットを飼っている事もあるので、苦手な動物がいる方や、動物アレルギーを持っている人は、事前にこれらの情報も伝えておく必要があります。

 

>食べられないもの・アレルギーの有無

オーストラリアと日本では、食生活が違いますが、素材はほとんど変わりません。しかし、時には日本では食べた事がないような食べ物が出てくることもあるので、一度食べてみて、口に合わなければそうした事もちゃんと伝えます。もし、無理に食べて、美味しいとお世辞を言ってしまったら、毎日出てくるかもしれません。
また、オーストラリアはきほんてきに肉中心の食生活になる傾向があるので、肉が苦手な人や野菜を多く食べたい人はそうした事も伝えておくと良いでしょう。基本的に、アレルギーなどで自分が食べられないものや苦手な食べ物も事前に伝えて置くと、トラブルを防ぐ事ができます。

 

>持病や病気の有無

持病などがある場合には、事前にそうした事も手配業者に知らせておく必要があります。特に、持病に関して心配がある人は、出国前に医師に英語の診断書を書いてもらいましょう。その診断書をオーストラリアに持ち込めば、万が一の時にスムーズに対処をするとができます。

 

>子供の有無

人によっては、子供が苦手、子供が好きという場合があります。そのため、子供の年齢や性別などの希望を提示しておけば、自分にあったホームステイ先を見つけやすくなります。また、小学生や中学生くらいの子供がいれば、簡単な英語で楽しく話す事ができる場合もあります。

 

>その他のリクエスト

上記の条件以外にも、希望があれば手配業者に自分の希望を伝えておきましょう。また、個人の趣味や性格なども伝えておけば、手配業者が参考にできます。

 

※こうした希望や条件は、あくまで手配業者の参考とするデータになっています。一方で、受け入れるホストファミリーにも希望があり、手配業者は相互の希望を考慮して、ホームステイ先を決定してます。そのため、少しでも判断材料が多い方が、手配業者も手配がしやすくなり、自分に合ったホームステイ先が見つけやすくなります。


ホームステイ時の注意事項

ホームステイは、その家族によって多少ルールが異なりますが、ここでは、ホームステイをする際の基本的なルールや注意事項などを紹介しています。

■ホームステイに滞在する間は、「家族の一員となること」が基本である。

その家庭の一員として過ごすことになるので、当然家族内のルール の下で生活しなければいけない。また、家族の一員であるので、必要以上に 遠慮をせず、自分の意見はきちんと述べるようにします。

 

■できるだけホストファミリーと一緒に過ごす。

ホストファミリーと仲良くなれば、その分ホームステイ生活を楽しく過ごす事ができます。そして、基本的には一緒に過ごした時間と比例して、ファミリーと仲良くなっていきます。

 

■家で食事を取らない時には、ホストに事前に連絡をする。

ホストファミリーは、毎日あなたのために夕食を用意しておいてくれます。もしあなたがファミリーに何も連絡をしないで、外食をしてきた場合には、ファミリーがせっかく作ってくれた夕食もムダになる可能性も出てくるので、必ず事前に連絡をしましょう。

 

■帰宅が遅れる際や、外泊する時はその旨をホストに連絡する。

ホストファミリーに連絡をしないで、友人の家になどに滞在すると、ファミリーが非常に心配します。また、ファミリーが心配するだけならば問題は大きくなりませんが、場合によってはファミリーが警察に捜索をお願いしたというケースもあるので、連絡だけはきっちり行うようにしましょう。


■全ての交通費や電話の料金は、基本的に自分で支払うようにする。

交通費や電話の料金は、基本的に滞在費に含まれていません。もちろん、大きな金額ではありませんが、ファミリーによっては厳格にそうした費用を分けている場合もあるので、一応頭に入れておきましょう。

 

■行事などに掛かる費用は、ホームステイ先には支払う義務はない。

ファミリーと出かける際には、できるだけ自分で出すようにする。また、費用を出してくれるファミリーもいるので、その際は遠慮しないで受け取ります。

 

■家族の一員として、できるだけ手伝いをするようにする。

ホームステイはホテルではありません。自分も家族の一員であるという事を頭に入れておいて、できる限りの手伝いを行うようにしましょう。

 

■衣服の洗濯に関しては、事前に尋ねる。

基本的に、自分の服は自分で洗濯するようにする。 また、ファミリーによっては、一緒に洗濯してくれる場合もあるので、その際は遠慮しないでお願いをしましょう。

 

■曖昧な返事はしないようにする。

同じ屋根の下で生活する限り、様々なトラブルが起こるものです。それが、異文化の中、慣れない環境であればなおさらです。最初は、なかなか言葉が分からないのは、ある意味仕方のないことだと言えます。ただ、相手の言っていることが分からない時には、曖昧な返事だけはしないようにしましょう。
もし、その事が原因でトラブルが起きれば、「あの時、ちゃんと伝えた」と相手は主張してきます。問題を回避するためには、「分かるまで相手に聞くこと」、「自分の意見が伝わるまで相手に言うこと」をしっかりと覚えておきましょう。

 

■どうしても分からない時は紙を使う

ホームステイファミリーとコミュニケーションを取る場合に、どうしても相手の言っている事が分からない事が出てきます。そうした時には、紙に書いてもらうように頼みましょう。そうすれば、相手が意外に簡単なことを言っていたり、自分の思っている発音の違いにも気づく事ができます。せっかくホームステイに滞在しているので、こうした時は英語の勉強のためにと、相手の胸を借りましょう。

 

■食事について

オーストラリアで夕食は、家族全員が顔を合わせて過ごす大切な時間と考えられています。そのため、できる限り夕食はファミリーと一緒に食べるようにして、会話をする機会を増やしましょう。また、ほとんどのファミリーで朝食はセルフサービスになっています。

 

■友人を呼ぶ場合には必ず連絡する

友達をホストファミリー宅に呼ぶ場合などには、必ずホストファミリーに連絡しておきます。

 

■一人の日本人という意識を持つ

ホストファミリーが数多くの日本人を見ている場合もありますが、あなたの行動や言動がホストファミリーの印象になり、それが日本の印象につながっているという事を頭の隅っこに入れておきましょう。ファミリーはあなたを通して日本という国を見ているのですから。

 

■ファミリー・オーストラリアのルールに従う。

オーストラリアという異文化の中で常識とされているルールや、それぞれの家族が個別に持っているルールの中で生活をすることになります。こうしたルールは、これまでにあなたが日本で体験したものとは異なることも珍しくありません。慣れないルールに従うことは最初は窮屈かもしれませんが、これが異文化の中で生活している醍醐味だと思って、ぜひ貴重な体験を楽しんでみてください。

 

■ホームステイを出る時、延長する時は早めに知らせる

いくら、ホストファミリーにお金を支払って滞在しているとは言え、彼らにも計画や予定があります。ホームステイを出る二週間前には、この日に出るという事を事前に伝え、ホームステイを伸ばす時にはその旨を早めに知らせて置く事が重要です。特に延長する場合には、自分が出た後に誰かがその部屋に滞在しないとも限りません。そうなると、自分は延長したいけれども、そのホームステイを出て行かざるを得ないという状況にもなり得ます。


より良いホームステイ生活にするためのコツ

上記では、ホームステイ生活での注意事項を書きましたが、ここではホストファミリーとより良い関係を築くためのコツを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

■英会話の準備
■挨拶の練習
■重要な言葉を覚えておく
■お土産の用意
■事前に連絡を取る

 

■英会話の準備

まず、ホストファミリーと一緒に生活する上で、英語力はあって困るものではありません。そのため、少しでもファミリーと、より良いコミュニケーションを取るために、出国前に簡単な英会話の準備や復習をしておく事をオススメします。

■挨拶の練習

英語に自信がない人でも、最低限の挨拶だけは覚えておくようにしましょう。自分の名前や、会った時の挨拶の仕方、自己紹介などなど。たとえ流暢に英語が喋れなくても挨拶がきちんとできれば、きっと友好的な関係が作れると思います。

 

■重要な言葉を覚えておく

上記の挨拶も、ある意味で重要な言葉と言えますが、オーストラリアの家庭では、まず子供にこのような言葉を教えると言われています。それは、「I'm sorry」「Thank you」「Please」「Excuse me」の四つです。ホストファミリー生活はもちろんのこと、オーストラリアにいる限りこうした言葉は必要になるので、ぜひ使いこなせるようにしておきましょう。

 

また、ここでは、ホームステイ先のファミリーとより良い関係を作るために重要な「挨拶・重要な言葉」をまとめたオススメの本を紹介しています。ホームステイの生活や状況に対応した、単語やフレーズがわかりやすく、かつポイントを押さえてあるので、非常に役にたつ一冊になっています。一度参考にしてみてください。

→「ホームステイに役立つ英会話100 (単行本)」

 

 

■お土産の用意

お土産に関しては、持ち物リストのところで詳しく述べています。

>> 「ホームステイ先のお土産」

■事前に連絡を取る

手配業者にもよりますが、事前に自分が滞在する予定のホストファミリーの詳細が分かる事があります。そうした時には、自分がオーストラリアに渡る前にE-mailやエアメールなどでやり取りをしておくと、到着後によりスムーズに仲良くなれます。


ホームステイトラブル

これまで、ホームステイの概要や、ファミリーとうまくやっていくためコツ、そして、注意事項を説明してきましたが、残念ながら全てのホストファミリーが良い対応をしてくれるというわけではありません。ホームステイの概要で述べたように、ホストの中には、「ただ単に空き部屋があるから、ホームステイファミリーに登録している」という所もあれば、「留学生や地域の役に立ちたいからという思いで、無料で住居や食事を提供している」所もあります。

そのため、「ホームステイの当たり外れや自分に合う合わない」といった悩み事や、トラブルがあればすぐに相談してましょう。相談をする対象は、手配業者であったり、ファミリーであったりと様々ですが、手配業者に言いやすく、ファミリーに言いにくい事。またその逆もあると思います。

どちらにしても、何か困った事があれば、生活を改善するために、何か行動を起こしてみることが必要です。ただ一人で、悩んでいればせっかく楽しみにしていた海外生活が台無しになってしまう可能性もあるからです。もし、ホームステイに関して何かトラブルを抱えていたら、相談するべき所に相談をしてみましょう。

また、私たちは今まで海外に行った事がない人でも、安心して過ごす事ができるような高品質のホームステイサービスを提供しています。