オーストラリアの自然についてお話しています。
●追い込まれたタイガー
前回に引き続き、タスマニアタイガーについてのお話です。
タスマニアタイガーがなぜここまで数を減らして、絶滅にまで追い込まれたかというと、その原因は、白人入植者にあると言われています。その主な時期としては、ちょうど1830年ごろで、彼らはタスマニアタイガーに懸賞金をかけてまでその数を減らそうとした動きがありました。
そのような動きがあったのは、彼らの大事なヒツジを食べてしまうという理由からです。(当時、ヨーロッパなどから入植者の増加にあわせて、ヒツジの数やヒツジの牧場も増加していました。)
確かにタスマニアタイガーは肉食で、ヒツジを獲物とする場合もありましたが、中には、人間達がヒツジを奪うこともあったそうです。
つまり、ヒツジ泥棒たちが、「タスマニアタイガーがやったんだ!」と主張をして必要以上に「タスマニアタイガー駆逐すべき害獣だ」という風潮を作り上げていた
という一説もあるんですね。