オーストラリアの教育についてお話しています。
今回は、特にメルボルンのパブリックスクールについてお話しています。
●中流階級はパブリックスクールへ
現在でも、多くの中流階級は、コネクションを確立するために、パブリックスクールへ通います。それは、前回話したように、中流階級として生きていくためのコネは、パブリックスクールで生み出されるからです。
また、メルボルン大学の入学者の90%以上は、なんとパブリックスクール出身者だったりします。子供が幼稚園に入園した時から、パブリックスクール入学準備を行う親もいたりするから、驚きです。
つまり、メルボルンで出身学校を確認するというのは、「その人が中流階級かどうか」=「付き合う必要のある仲間であるか」を判別するといった意味を含んでいるのです。
●ホーソーンとキュー
これらは、メルボルンにある中流階級の代表的な町です。以前は、中流階級の人々が、華やかな社交生活を行っていましたが、現在では過去のものとなってしまいました。
そして、今でも残っているのが、パブリックスクールと、中流階級としてのアイデンティティーなのです。
また、その町では、ティータイムのころになると、周辺のパブリックスクールから、学生服姿の子供達がわんさかと出てくるといわれています。