オーストラリアの民主主義についてお話しています。
●その他の選挙制度
前回はオーストラリアの選挙制度、特に優先順位付連記投票式(Full Preferential Voting)についてお話しました。
今日は、その他の選挙制度についてお話しますね。
オーストラリアにも比例代表制があり、上院選挙で採用されています。
(比例代表制とは各政党の得票率に応じて議席数を配分する制度のこと)
●上院と下院
ここで、上院と下院という言葉が出てきたので、もう少し詳しく説明しておきます。
オーストラリアの連邦議会は、上院と下院に分かれています。これは、日本と同じく二院制ですが、上院と下院とでは選挙方法が異なっていたりします。
下院議員については、優先順位付連記投票式(Full Preferential Voting)が採用されていて、任期は3年、定員は148人です。
(細かく説明すると…有権者数がほぼ同数になるように、全国を148の選挙区に分けて、各選挙区から1人を選出する小選挙区制という制度に分類されます。)
一方、上院議員の任期は6年で、3年ごとに半数を改選します。ちなみに、総定数は76人です。
上院議員は、各州・準州・特別区を単位とする比例代表制が採用されいて、ほとんどの選挙人は政党に対して投票し、当該政党の得票が、ある基準を達すると、政党の候補者名簿の高い人から当選していきます。