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オーストラリアの行政・政治状況

オーストラリアの民主主義についてお話しています。

●成文憲法と連邦総督

これまでお話したオーストラリア人の態度や思いの下で、社会はどのように動いているのでしょうか。

オーストラリアの政治形態は、行政と立法が完全に分離している典型的な議会制民主主義です。そこには、アメリカ合衆国の要素も多少混じっていたりしています。

19世紀のオーストラリアには、歴史の浅い国、同じ連邦国家ということで、アメリカの経験をかなり模倣した部分があります。それは、1901年連邦結成時から施行された成文憲法の存在です。(成文憲法は、憲法が法典化されているもので、法典化されていないものは、不文憲法と呼ばれます。)

ちなみに、「母国」であるイギリスには、こうした厳格な法律文章はありません。憲法は、国民投票によってのみ改正できます。

 

●連邦憲法の違い

オーストラリアの連邦憲法は、アメリカの憲法のように公民権や人権の領域にまでは、カバーしていません。基本的に、国家政府の形態と、連邦と各州の関係をおおまかに規定しているだけにすぎません。

驚くことに、選挙権や、政府と内閣の正確な構成には、触れてさえいないのです。

こうした事実のなかで、人権の保証を加えて、刷新しようという提案しようという声もあがっているようです。

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