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オーストラリアと労働者〜その11〜

オーストラリアと労働者についてお話しています。

●オーストラリア式のサービス

オーストラリアでは、労働者と客の立場が対等であるという考えがあり、それに基づいたサービスが提供されると言われています。

少し前に、「余暇を重んじるオーストラリア人」という記事でも触れましたが、オーストラリアでは労働が奴隷への刑罰だった流刑囚の時代がありました。

そのため、囚人からの開放=働かない自由という意識がオーストラリア人の根底にあるのです。

囚人時代の苦痛や苦難という名の労働を乗り越え、払いのけたという誇りがあるために、「二度と頭を下げない、誰にも仕えない」という考え方が生まれたと言われています。

もし、オーストラリア以外の出身者がサービスを受けるお客さまであれば…

「サービスが悪いなぁ…」と感じるでしょう。

一方で、オーストラリア出身者がサービスを受けるお客さまであれば…

「別にサービスされなくても気にしないし、サービスされることを望んでいない」と考えているんです。

●観光産業では苦労。

観光のようなサービス産業では、確かにオーストラリア人は苦労しています。

たとえ、観光一等地のゴールドコーストのようなところでも、海外から非難されることがあります。

「オーストラリアの従業員が粗暴だ。サービスができない。」などなど…

しかし、オーストラリアの従業員は決して粗暴ではありません。ヨーロッパの大都市や、アジアの都市で見られるような最高級サービスと呼ばれるようなものと比べてみると、その違いがよくわかるはずです。

決して、形式ばらずに、くだけていて、フレンドリーに接してくれるからです。

オーストラリア人はこびへつらわないんですね。


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