オーストラリアと労働者についてお話しています。
●病気欠勤の理由
前回は、人は見かけによらない、特にオーストラリアでは服装によって人は判断されないということをお話しましたが、今回は、労働に対する態度についてお話します。
現在のオーストラリアの失業率は、2005年3月の段階で5.1%と、過去30年間での最低値を依然としてキープしています。(ちなみに、数年前は高い失業率のために、休暇をほとんど取らない人もいました。)
こういった状況の中で、職についている人の間では、オーストラリア的な古い習慣が残っています。
たとえば、「病気欠勤」。これは、あまり職場に行く気になれないとか、ショッピングやッピクニックをやろう!と心に決めた日には、病気と職場に告げる習慣のことです。興味深いこんなデータもあります。1970年代において、病気欠勤によって損失した労働時間を金額にしたら、なんと、年に100万A$以上になったそうです。
●オーストラリアでの超過勤務
雇用賃金が高いオーストラリアでの残業代金は、ものすごいコストになるのでほとんどの雇用主は払いたがりません。巨大スーパーマーケット(ColesやWoolworths)以外では、営業時間をまず延長しません。日曜日には人件費が高くなるので、開店したがりません。
(オーストラリアでは、土日に人を働かせる場合は2倍の給料を与えて、祝日、祭日は3倍の給料を従業員に支払わなければいけません。)