オーストラリアと労働者についてお話しています。
●出る杭は打たれる!?
日本では出る杭は打たれるとい言葉があるように、「横並び意識」や「集団意識」が強いですが、実はオーストラリアでも出る杭は打たれる対象だったりします。
「同じ英語圏だから、アメリカのような実力主義なのかな!?」
と思われるかもしれませんが、実はそうじゃありません。
オーストラリア人は無意識下では、他人に「偉ぶっている」と思われたくないらしいのです。それは、必要以上によく見られたくないと思っているからです。それによって周囲の人たちを傷つけたり、恥をかかせたりするといけないからです。
さらに、その人が本当に優れていると「トール・ポピー」といって、いわゆる「お偉いさん」のカテゴリーに入れられる可能性が出てきます。
トール・ポピーは、切り倒される、批判されるだけの対象で、そして、そのためだけに存在しているというような意識があるのです。
以前の「オーストラリア語研究16」で紹介した、Battlerと反対に位置するような概念ですね。
オーストラリア人は、生活のために苦闘する弱者が好きで、成功者・金持ちは嫌いなんですね。(もちろん、人にもよりますけれど…)