前回に引き続き、サマータイムについてお話ししています。
●サマータイムをめぐる論争
前回は、サマータイムのメリットを説明しました。
まとめると…
「省エネ→温暖化防止、労働時間の短縮→余暇を増やす」というものでしたが、実は反対意見も様々です。
●時計を合わせるだけでも…
サマータイムの導入で、数十億円の省エネ効果が見込めるといわれていますが、時計を合わせなおす手間は、一千億円だと言われています。
なかなか一千億円と聞いても、イメージが湧きませんが…
でもちょっと良く考えてみて下さい。
個人単位でも腕時計、携帯、家にある時計がありますよね?
電子レンジ、ビデオ…などなど。
一方、組織単位でも手間がかかります。学校の大きな時計、公園の時計、会社のタイムカード…特に企業が管理しているシステム管理が一番厄介なものでしょう。
●北海道と九州の差
日本はオーストラリアのように標準時間が州によって異なるということはありません。けれども、北海道と九州をみると、日の入りの時間はかなり差があります。ちなみに、だいたい2時間30分程度違います。
サマータイムを導入したら、九州の人は、夕方5時頃まで猛暑です。
朝の日の出は10月には7時半になり、暗いうちに出かける人も増えるでしょう。
●最後に
もしサマータイムを導入するならば、時計の針を全国一律に進めるものではなく、十分な話し合いや住民・組織の中での同意の下に行われるのが理想だと私は思ってます。
必要な地域で、必要なだけ登校や出勤の時刻を調整する方が、
より大きな利益になるでしょう。